症例集

2025/12/09 ガタガタ(叢生) 前歯噛めない(開咬)

出っ歯・開咬の矯正治療(インビザライン)

40代の矯正症例

治療前後の比較

正面

治療前
治療前
治療後
治療後

上顎

治療前
治療前
治療後
治療後

下顎

治療前
治療前
治療後
治療後

オーバージェット

治療前
治療前
治療後
治療後

 

担当Dr. 米崎 美桜
患者情報 40代女性
治療内容

患者様は奥歯への負担を心配され、開咬(オープンバイト)の改善を希望されました。
開咬は前歯がしっかり咬み合わないことで、奥歯への負担が大きくなり、将来的に歯の咬耗や歯周組織への影響が出やすい不正咬合です。

インビザライン治療では、上下前歯の垂直的な被蓋を改善し、奥歯への負担を軽減するように計画しました。ライトパッケージ(14週)で治療を行い、IPR(歯の削合)は行わず、開咬用のゴムを使用して咬合の安定化を図りました。

ただし、開咬は構造的に後戻りが起こりやすい咬合の一つであり、治療後も注意が必要です。
リテーナーはビベラリテイナーを使用し、しっかりと保定していただくことで安定性を維持しますが、後戻りが半分程度の症例で見られる可能性があります。
そのため、矯正直後の理想的な歯列形態を維持するために、1〜2年ごとにリテーナーを再作製し、適合性を保つことをおすすめしています。

歯肉退縮のリスクにも十分配慮し、過度な歯の移動を避けながら、安全で機能的な咬合の確立を目指しました。

治療期間 6ヶ月(2024/12/27~2025/07/19)
治療費用 税抜630,000円 税込693,000円
ライトプラン 53万
顎間ゴム 10万
リスク・副作用 ・初めの数日は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1,2週間で慣れることが多いです。
・装置の使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
・歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
・歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。

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