2025/08/28 ブログ
インビザラインで噛み合わせは治る?悪化する?治療できる歯並びをご紹介
インビザラインで噛み合わせを治すことができるのか気になる方は多いのではないでしょうか。今回は、インビザラインで噛み合わせの治療は可能なのかを解説します。インビザラインで噛み合わせが悪くなる原因と対処法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
そもそも「正しい噛み合わせ」とは
正しい噛み合わせとはどのような状態のことを指すのでしょうか。具体的には、以下の状態を指します。
・上下の歯の正中線が一致している
・上の歯が下の歯を3分の1程度覆っている
・上の前歯が下の前歯より2~3mm前に出ている
・上下の奥歯がしっかりと噛み合っている
・軽い力で口を閉じることができる
上記の状態でない場合、噛み合わせに問題があると考えられるでしょう。悪い噛み合わせをそのままにしておくと、食べ物を上手く噛み切れなくなったり顎の関節に負担がかかったりする可能性があります。
また、噛み合わせが悪いことが原因で特定の歯に強い負荷がかかり、歯周病や虫歯を招くことも考えられるでしょう。
インビザラインで噛み合わせは治療できる?
インビザラインは、歯並びだけでなく噛み合わせも矯正できる矯正方法です。専用のシミュレーションソフトを使って、歯の動きを予測して治療計画を立てることが特徴です。
完成予想イメージは、見た目だけでなく噛み合わせも考慮しています。そのため、治療終了時に噛み合わせが悪くなることは基本的にありません。
しかし、治療途中の段階で一時的に噛み合わせが悪くなることや、正しく矯正が行われなかった場合に噛み合わせが悪くなることがあります。
インビザラインで噛み合わせが悪くなることはある?
インビザライン矯正では、基本的に噛み合わせが悪くなることはありません。
しかし、上述したように、治療途中に歯並び・噛み合わせが悪くなる可能性はあるでしょう。マウスピースの装着方法が間違っている場合などは、噛み合わせが悪くなることがあります。
具体的には、次のケースにおいて噛み合わせが悪くなることがあります。
マウスピースの装着方法が誤っている
マウスピースは、しっかりと歯と密着させて使用します。歯と密着することで適切な力を加えることができ、歯並びを整えられるのです。マウスピースがズレている場合や、浮いてしまっている場合には、正しい矯正力がかからないため、歯並びや噛み合わせが悪くなってしまうことがあります。マウスピースが浮きやすい場合には、チューイーを使用しましょう。
マウスピースが破損・変形している
インビザラインのマウスピースが破損や変形していると、歯に正確な圧力がかからず、治療効果が低下する可能性があります。破損したマウスピースをそのまま使用すると、歯が計画通りに動かないばかりか、噛み合わせが悪化することも考えられます。破損や変形に気づいた場合、すぐに歯科医院に相談し、新しいマウスピースの提供や調整を受けることが重要です。
食いしばり癖が強い
食いしばりや歯ぎしりの癖があると、インビザラインの治療効果に影響が出る場合があります。これらの癖があると、マウスピースに過度の負荷がかかり、変形や摩耗が進み、噛み合わせが不安定になることがあります。噛み合わせが悪化したと感じる場合、歯ぎしり防止用のナイトガードの使用や、歯科医師による癖の管理が役立つことがあります。
事前に歯ぎしりや食いしばりがある場合は、治療開始時に歯科医師へ伝え、対策を講じることが望ましいでしょう。
歯が動く過程で起こる一過性のもの
インビザラインは徐々に歯を動かして理想的な歯列を目指すため、治療の途中段階で一時的に噛み合わせが不安定になることがあります。特に治療初期や中期では、歯が計画的に移動中であるため、噛み合わせが悪化したように感じることが多いです。
しかし、最終段階まで治療を進めると計画された噛み合わせが完成し、安定することが一般的ですので、治療途中での一時的な変化に不安を感じる場合も、最後まで治療を続けることが重要です。
インビザライン中に噛み合わせが悪くなったと感じた場合は
マウスピースの装着方法を確認する
インビザラインの効果を十分に発揮するには、1日22時間の装着が必要です。
装着時間が不足すると、計画通りに歯が動かず、噛み合わせのずれが生じる可能性があります。
特に食事や歯磨き以外の時間帯には、必ず装着することが求められます。
また、装着時間を守らないと、次のステージに進む際にマウスピースが合わなくなることもあるため、治療計画通りに進むために指示された装着時間を厳守することが大切です。
マウスピースの破損・変形を確認する
マウスピースが破損や変形していると、歯にかかる力が不均等になり、噛み合わせの乱れや計画通りの歯の移動が妨げられることがあります。
また、装着方法が正確でないと、意図した歯の動きが得られないため、日々の確認が必要です。装着が浅い、しっかり入っていないと感じたら、再度しっかり装着するか、歯科医師に確認してもらいましょう。
歯科医師に相談する
インビザライン矯正において必要とされるマウスピースの装着時間や、装着方法を守っているのに「噛み合わせが悪くなった」と感じることもあるかもしれません。違和感が強い場合には我慢せず歯科医師へ相談しましょう。
治療計画通りに歯が動いているかどうかは、歯科医師が確認しなければわかりません。何らかの問題が原因で噛み合わせの違和感が生じている可能性もありますので専門家に相談してください。
インビザラインで治療できる噛み合わせ
出っ歯
出っ歯(上顎前突)は、上の前歯が前方に突出した状態のことを指します。見た目や発音、口の閉じにくさといった問題に加え、上の前歯が衝撃を受けやすくなるなど、機能面でもリスクが伴います。インビザライン治療では、歯に適切な力を加えて上の歯を後方に移動させ、前歯の突出を改善することが可能です。出っ歯の程度や原因が軽度から中程度の場合、インビザラインでの矯正が有効とされています。
ただし、骨格の問題が影響している重度の出っ歯では、インビザライン単体での矯正が難しく、他の矯正方法や外科的な治療が必要になることがあります。
すきっ歯
すきっ歯(空隙歯列)は、歯と歯の間に隙間がある状態で、審美的な理由で治療を希望する方が多いですが、食べ物が挟まりやすいなど機能的な不便も生じることがあります。インビザラインでは、隙間がある歯に力をかけて移動させ、理想的な位置に配置することで、すきっ歯を改善できます。
特に、軽度の隙間であればインビザラインでの治療が非常に有効で、患者様の希望に応じて、隙間を完全に閉じるか、少し残すかなど、細かい調整も可能です。しかし、隙間が広範囲にわたる場合や、骨格的な原因がある場合は、インビザライン単体だけでなく、補助的な装置を併用することがあります。
受け口
受け口(反対咬合)は、下の前歯が上の前歯よりも前に出た状態です。受け口は顎の成長や遺伝的な要因が関係し、放置すると発音障害や咀嚼の問題が生じることがあります。インビザラインは軽度から中程度の受け口の治療に効果があり、マウスピースを用いて下の歯を後方に、または上の歯を前方に動かすことで、噛み合わせを改善できます。
ただし、骨格に由来する受け口の場合、インビザライン単体では治療が難しいケースも多いため、骨の成長が影響する若年層には外科的処置や他の矯正方法が検討されることがあります。歯科医師による精密な診断を受け、治療計画を立てることが重要です。
叢生(そうせい)
叢生(乱ぐい歯)は、歯が重なり合ったり、歯並びが乱れている状態のことです。歯がきれいに並んでいないと、歯磨きがしにくく、虫歯や歯周病のリスクが高まるため、機能面の改善を目的として治療を希望するケースが多いです。
インビザライン治療では、歯を少しずつ移動させて、スペースを作りながら歯並びを整えることができます。軽度から中程度の叢生であれば、インビザラインは有効な手段ですが、スペースが著しく不足している場合は、抜歯が必要になることがあります。
インビザラインで噛み合わせの治療を検討されている方は、愛知県豊田市の若林歯科にご相談ください
若林歯科では、知識と経験豊富な歯科医師、スタッフがカウンセリングから治療までを担当します。お悩みやご不安を聞き、患者様一人ひとりにあった治療方法をご提案いたします。また、希望予算や期間に応じて治療プランをご選択いただけます。
インビザラインで噛み合わせの治療を検討されている方は、ぜひ、若林歯科にご相談ください。
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