2025/07/28 ブログ
インビザライン矯正中の外食はどうするのが最適?マウスピースの取り扱いについて
インビザライン矯正中の外食はどうするのが最適?
インビザライン矯正は、マウスピースをを取り外せるのがメリットです。
インビザライン矯正中の外食は、どんなことに気を付ける必要があるでしょうか?今回は、インビザライン矯正中の飲食について気になる方のために注意ポイントをまとめました。
必ず食事前にマウスピースを外す
飲食をする際は、必ずマウスピースを外しましょう。装着したまま飲食をすると次のような問題があります。
・色の濃いワイン・コーヒー・紅茶・緑茶は、”着色の原因”に。
・食物を噛むことで、”破損の原因”に。
・マウスピースの隙間から、食べカスや糖分が入り込み、”虫歯の原因”に。
インビザライン矯正で使用するマウスピースは薄いプラスチックで出来ているため、変形や破損が起きることがあります。
外したマウスピースはケースに入れて清潔に保管する
外したマウスピースをケースに入れずに保管をしてしまうと、紛失につながります。
また、ティッシュに包んで保管をするとゴミと勘違いして捨ててしまうこともあるかもしれません。落として、踏んでしまうようなことがあれば破損にもつながります。
食べ歩き・飲み会・食事会の際には必ず専用のマウスピースケースを持っていきましょう。
食後は歯を磨き、できるだけ早くマウスピースを付ける
お口の中が不衛生な状態のままマウスピースを装着してしまうと虫歯のリスクを高めます。食後はきれいな状態を保つために、歯磨きをする時間をとり、マウスピースを再装着してください。
歯磨きが難しい状況であれば、うがいをしたり、水を飲んで食べカスが極力残らないようにしてから再装着し、帰宅後にきちんと歯磨きをするように心がけてください。
3ヶ月に1回は歯科医院を受診し、クリーニングを受けることもとても重要です。
マウスピースを付けたまま外食するとどうなるか
マウスピースが汚れる
マウスピースを装着したまま食事をすると、着色汚れが付着する可能性があります。例えば、コーヒーや紅茶、カレー、ケチャップなど、色素の濃い飲食物は特に注意が必要です。装着したまま食事をすると、マウスピース自体が黄ばんだり濁ったような色になったりすることがあります。
インビザラインのメリットは装置が透明で目立ちにくいことでもあります。うっかり装着したまま飲食をしないように気を付けましょう。
マウスピースが破損・変形する
インビザラインのマウスピースは薄くやわらかい素材でできています。万が一、装着したまま食べ物を噛むとマウスピースが変形・破損する可能性があります。特に、硬い食べ物を噛む際には強い力がかかるため、その衝撃によってマウスピースにヒビが入ったり割れたりすることもあります。
マウスピースが変形・破損した場合、当然ながら歯を移動させることができません。治療が計画通りに進まなくなることやマウスピースの作り直しが必要になるケースもあるため注意が必要です。
虫歯の原因となる
マウスピースを装着したまま食事をすると、マウスピースと歯の間に食べカスが入り込み、虫歯や歯周病のリスクが高まります。通常、人の口の中は唾液によって汚れが洗い流され(自浄作用)細菌が繁殖しにくい状態に保たれています。
しかし、マウスピースを装着した状態では、このような作用が働きにくくなります。つまり、インビザライン矯正中は普段よりも虫歯や歯周病になるリスクが高いと言えます。
マウスピースを装着したまま食事をして、食べカスがマウスピースの内側に付着した状態が長時間続くと、細菌が繁殖しやすくなるでしょう。
インビザライン矯正中の外食で気をつけること
マウスピースは人目のつかないところで外す
装着必要時間を考えると注文を済ませてから食事をする直前にマウスピースを取り外すのがベストです。マウスピースの着脱に慣れている方や食事の相手が家族や友達の場合には、食事がテーブルに運ばれてからナプキンやハンカチなどで口元を隠してサッと外してもよいでしょう。
一方、ビジネスでの会食などであれば、料理が届く前に席を外して化粧室でマウスピースを外したほうがマナー的には望ましいと言えます。
お酒を飲むだけでもマウスピースは外す
アルコールが入ると、マウスピースをどこに置いたのか忘れてしまい、紛失してしまう可能性があるため、飲み会が始まる直前にマウスピースを外し、必ずケースにしまうようにしましょう。
また、気分が盛り上がってしまい、つけ忘れてしまうことも多いので、前もってスマートフォンのリマインド機能を設定しておいたり、周囲の人に伝えておくなどして、つけ忘れを防ぐ工夫をしてみてください。
マウスピースを付けたまま飲食できるもの
食べ物に関しては、噛まない飴であっても、マウスピースを装着している際は口にしないようにしてください。咀嚼しなくても、マウスピースと歯の間に糖分が入り込んで、虫歯や歯周病の原因になります。
飲み物に関しては、水であればマウスピースを装着したまま飲んでも問題ありません。お茶は着色汚れがつきますし、砂糖の入った飲み物は虫歯の原因になるので避けるようにしたほうが良いでしょう。
インビザライン矯正中の外食時に、歯磨きができない場合の対処法
食事を終えたら、マウスピースの洗浄と歯磨きをする必要があります。不衛生な状態でマウスピースを装着すると、虫歯や歯周病のリスクが高まり、それが矯正治療にも大きな影響を与える可能性があるからです。
しかし、外食の際はどうしても歯磨きができないこともあるでしょう。外食時に歯磨きができないときの対処法は以下の方法です。
マウスウォッシュで口内全体を洗浄する
歯磨きができないときは、マウスピースを装着する前に、洗面所などでマウスウォッシュを含みしっかりと口をゆすいでください。マウスウォッシュで口をすすぐことで、口腔内の食べかすを洗い流せます。
歯磨きシートで歯の表面を綺麗にする
水が使えない場合でも、使用できる歯磨きシートで歯の表面を拭きとることで、歯についた汚れを拭きとることが可能です。
デンタルフロスで歯間の汚れを取る
歯と歯の間に挟まった食べカスは、マウスウォッシュや歯磨きシートでは取り除くことができません。食べカスが挟まった状態でマウスピースを装着すると虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、デンタルフロスを併用するとより安心です。デンタルフロスとは歯と歯の間に付着した汚れを取り除く糸状のもので、持ち手がついたホルダータイプや糸のみのロールタイプがあります。
インビザライン矯正に関して不安のある方は、愛知県豊田市の若林歯科にご相談ください
若林歯科では、知識と経験豊富な歯科医師、スタッフがカウンセリングから治療までを担当します。お悩みやご不安を聞き、患者様一人ひとりにあった治療方法をご提案いたします。また、希望予算や期間に応じて治療プランをご選択いただけます。
インビザライン矯正の食事時の取り扱いについてご不安な方は、ぜひ若林歯科にご相談ください。
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