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あなたは生きるために食べますか?食べるために生きますか?

2018年10月24日

こんにちは、豊田市若林歯科歯科衛生士の杉山永夏です。
今回は名古屋で小山珠美さんが講演をしていただけると聞いて参加して参りました。

小山珠美さんとはどんな方なのかご紹介したいと思います。小山さんは「口から食べる幸せを守る」

という本を書かれていて、20年以上前から食事介助の重要性に気付き、どうしたら患者さんが食べられるようになるか、食事介助のスキルを磨き、知識を身に着け、今では食事介助のプロフェッショナルとして第一線で活躍しています。小山さんは現在も病院勤務し、自ら看護師として食事支援に当たる傍ら、全国各地へ技術を教えに行ったり、公演されています。
若林歯科では定期的にスタッフ全員が同じ本を読み知識を共有する取り組みをしていますが、そこで小山さんの本に出会い、その本に大変感銘を受け、ぜひお話を聞いてみたいと思っていました。

そもそも私は好きなものを好きなように食べることができます。特に食べることに苦労したことはありません。
皆さんは死ぬまで口で食べたいと思いますか?私は死ぬまで口で食べていたいです。
自分が経管栄養になっている想像なんてしたこともありませんでした。
実際日本は世界一の長寿国ですが世界有数の胃ろう大国です。
絶対に自分や家族が経管栄養にならないといえるでしょうか。
病気や障害によって食べたくても食べられない人が数多くいます。
“食べることを奪われるということは、人間として生きる尊厳を奪われるということです”小山さんからそう言われ、ハッとしました。
好きなように食べられることがどんなに幸せで、生きる希望にあふれているか。食べることが体の栄養だけでなく、心の栄養にもなっていることに気づかされました。
食べたいのに食べられない気持ちにどうしたら応えられるだろうを思ったのです。

それには正しい知識・技術と他業種と連携した包括ケアが不可欠です。そして、患者さんは全員食べたいと思っていることを前提に、自分がこの患者さんだったらどうだろうと想像して、複合的な視点になることです。
患者さんが食べられるという明確な根拠を提示する。その根拠を提示できるだけの知識とスキル。他業種とのかかわりの中だ出てくる専門用語の理解。連携のために同じツールを用いての情報の共有。
正しい食事姿勢や食事介助一つとっても多くあります。
顎が上がり、腕が垂れ下がった状態では苦労なく飲み込める人でもむせます。
ぜひ水で試してみてください。私はむせました。
気道がうまく閉まらず、肺に入ってしまうからです。飲み込む力が弱っている人はさらにむせやすくなります。
正しい食事姿勢は顎を引いて、上体を起こして固定し、ひじを机に置き、上体と机の距離を短くします。机の位置は胸より下の高さです。

こうしてやっと人は食事ができます。不適切な食事介助にも関わらず患者さんが食べられないと診断され、経管栄養にしてしまっては、医療従事者が生きる尊厳を奪ってしまうことではないでしょうか。

歯科衛生士は口腔ケアを行ってサポートすることができます。口は使ったり洗ったりしないと、すぐに汚れていきます。歯にも舌や頬にまで汚れがべったりついていてはとても食べることができません。汚れ、細菌まみれの唾液が誤って肺に入ったら、免疫力が弱っている人は簡単に肺炎を起こしてしまします。
それを防ぐためにも口腔ケアは大切ですが、それをゴールと思っていませんか?と小山先生はおっしゃいました。口腔ケアはゴールではなく、土台です。口がきれいになってはじめて食べられるのです。
サポートチーム全員が同じゴールを見てできることをする。ゴールとは食べられて元気になることです。

大切なのは正しい知識と技術を身に着け、チームで食べるサポートをするということ。
若林歯科の挑戦はまだ始まったばかりですが、他業種と連携しながら私たちができることを一所懸命に考えて行動し、これからどんどん成長していきます!


豊田市 若林歯科
歯科衛生士 杉山永夏

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