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第1回「イキイキ健口教室」開催!

2018年07月30日

豊田市若林歯科 コーディネーターの船津安里です。
平成30年7月30日に、若林歯科に通院していただいている患者さん向けに、「イキイキ健口教室」を開催しました。

講師は若林歯科・歯科衛生士の大村から、高齢者の口腔内の環境を改善し、飲み込みや食事がうまくできるようにして、誤嚥性肺炎を防止すると共に、口腔機能の低下や歯周病によって生じる様々な全身疾患(糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、認知症等)を防止する事を目的とし、今回このような形で、口腔ケアの大切さを知っていただくために教室を開きました。

参加者の皆さまには、口の体操や、舌の動きを意識してもらいながら口腔機能体操をしたり、お口の機能をチェックするために、6項目のテストを楽しみながらおこなってもらいました。

ただテストをしたり、体操するだけではなく、お口の汚れが原因で命にかかわる、誤嚥性肺炎が健康に大きく関わることを知ってもらったり、オーラルフレイル(口腔機能の虚弱)(詳しくは前回のブログをご覧ください!)を食い止めるにはどうしたらいいか、皆さんがいつまでも美味しく口からご飯を食べるには、どうしていったら良いか歯科の立場からサポートさせていただきました。

 

当院では、地域の患者さんの健康を守るために、訪問診療に力入れており、豊田市内の施設や、患者さんのご自宅に伺い歯科診療をしています。
今後は、若林歯科に通院されている患者さんだけではなく、地域の皆様にも健康で、毎日イキイキ過ごしてもらうために、若林歯科から「健口」について発信していこうと思います。

これからの日本に必要不可欠!オーラルフレイル予防

2018年07月9日

豊田市若林歯科 歯科衛生士の藤井ひかりです。

7月8日(日)大阪市でセミナーを受講して来ました。
セミナータイトルは「〜乳幼児期の食べ方が生涯のかみ合わせと口腔機能を作る〜」。
なんとも興味深いタイトルですね!
講師は、佐賀県マスダ小児歯科医院の院長 増田純一先生です。



高齢化が進む近年の日本の医療現場で、声高に必要性が叫ばれている「予防」。
歯科の予防というと、むし歯予防がまず頭に浮かぶのではないでしょうか。

もちろんむし歯予防は大切なのですが、それと並ぶくらい大切なのが「オーラルフレイルの予防」です。

オーラル=口腔の
フレイル=虚弱

つまりオーラルフレイルの予防とは、口腔機能の虚弱を食い止めるということです。

高齢社会について前述しましたが、オーラルフレイルは小児にも当てはまります。
噛む(咀嚼)力、食べ物を捉える(捕食)力、飲み込む(嚥下)力、などなど。

オーラルフレイルは様々な問題を引き起こします。
歯列不正、意欲の低下、呼吸機能の低下、ひいてはむし歯や歯周病の進行にも影響を及ぼし、高齢期では寝たきりの原因にもなりかねません。


今日のセミナーの中で、そのことがよく分かった感動的なムービーを見せていただきました。

紹介されたムービーについて、週刊ポストから出されている記事があったので掲載いたします。

以下週刊ポストの記事です。

ーーーーーー

81歳・男性のAさんは脳梗塞で倒れ、3年間寝たきり状態が続いていた。自宅で妻の介護を受けていたが、食べることも、しゃべることもできなかった。家族は何とか口から食べさせたい一心で、大分県で開業する河原英雄・歯科河原英雄医院院長の元を訪れた。

 来院当初のAさんは両脇を支えられても歩行ができず、表情はぼんやりとし、口元が半開きで舌がのぞいていた。義歯(入れ歯)が合っていなかったため、満足に噛めなかった。

 河原院長の治療は食物を噛める義歯を作ることから始まった。

「噛むことを忘れていたAさんに必要なのは、咀嚼のための筋力を回復させることでした。そのために口を開閉する口腔リハビリを行ない、家庭では介護食を利用して、食べる訓練をしてもらいました」(河原院長)

 その効果はすぐに現われた。Aさんは治療を受けるたびに生気を取り戻し、通院6~7回で噛めるようになった。同時に医療用のガムでさらに噛む力を回復させるべく「ガムトレーニング」を開始した。

 このガムは元々子供の噛む訓練用のものだったが、河原院長は義歯につかない特徴に着目し、高齢者用に応用したのだ。

 すると、2か月後には脇を支えられれば歩けるようになり、丸くなっていた背筋もまっすぐ伸びてきた。表情にも笑みが戻ってきた。

「咀嚼能力を試すためにりんごを食べてもらうと、『おいしい』という言葉が出たのです。来院して初めて発した言葉でした」(河原院長)

 4か月後、Aさんは介助なしで診察所内を歩けるようになった。足取りもしっかりし、手すりにつかまりながら自力で階段を降りることもできた──。

 この奇跡的ともいえる回復は、なぜ起きたのか。河原院長からは、次のような極めてシンプルな答えが返ってきた。

「薬も点滴も使わず、ただ噛めるようにしただけなのです」

2014年4月25日の記事より
ーーーーーー

口腔機能の回復で、こんなドラマチックなことが起こるのです。
感動しました。

今回のセミナーで学んだのは、抜粋した記事のような寝たきりになった後におこなうアプローチではなく、そうならないために乳幼児期からおこなうアプローチ方法でしたが、幅広い世代の健康に深く関わることのできる歯科医療に更なる可能性を感じました。

これと同時に、歯のことだけを勉強をしていればいい時代は終わり、より広くより深い知識が歯科でも必要であることも痛感しました。

さまざまなライフステージの方の、本当の健康をサポートできる歯科医院であるために、これからもスタッフみんなで学びを続けていこうと感じた1日となりました。




豊田市 若林歯科
歯科衛生士 藤井ひかり

介護業界の皆さんと勉強会!

2018年07月2日

こんにちは。
愛知県豊田市 若林歯科受付 峯実希です。

6/25(月)に若林歯科×P-BASEのコラボセミナーに参加させていただきました。
P-BASEさんは、リハビリデイサービスを行っている施設です。
http://www.p-base.co.jp/
今回コラボセミナーのきっかけとなったのは、当医院が訪問診療に新しく取りくむようになり、ご縁ありましてP-BASEさんとお互いの業種で活かせる勉強会を開くことになりました。



テーマは「誤嚥性肺炎を予防するには」
誤嚥性肺炎という言葉を耳にしたことがある方は多いと思います。
どんな病気か簡単にご説明いたします。
物を飲み込む働きを嚥下機能、口から食道へ入るべきものが気管に入ってしまうことを誤嚥と言います。
誤嚥性肺炎は、嚥下機能障害のため唾液や食べ物、あるいは胃液などと一緒に細菌を気道に誤って吸引することにより発症します。
今回のテーマである誤嚥性肺炎ですが、発症のきっかけは誤嚥ですが、原因は細菌です。
口腔内にはとてもたくさんの菌がいます。口腔ケアが不十分な高齢者の方は発症リスクが高まります。
この病気から若林歯科からは米崎美桜先生が、P-BASEさんからは言語聴覚士の金川果歩さんが講師をしてくださいました。

美桜先生の時間では、実際に口腔内に菌がどのくらいいるのかを当院で使用している位相差顕微鏡を使用して、セミナー参加者さんの菌を見てみました。

実際に見てみることで、お口の中の菌の動きや種類を知ることができ、皆さん「うわー!」などとてもいいリアクションでした。
やはり実際に自分の目で見て、体感することで自分の中に落とし込むことができると私も実感しました。
実際に利用者さんと接しているP-BASのスタッフさんには、入れ歯にカビが生えることがある、歯がなければご飯が食べづらい、などの知識をお話しして、口腔内の環境の重要性をお伝えすることができました。

金川さんのお話しでは、嚥下の基礎知識をお話しいただきました。
先ほどから何度か出てきている「誤嚥」という言葉ですが、食物が気管に入ってしまう状態のことです。
通常、誤嚥をすると体の防御反応でむせることで、気管から出そうとします。
しかし、中には症状のないムセない誤嚥(不顕性誤嚥)もあるそうです。
喉からゴロゴロ音がする、いつもと呼吸が変化している、急な発熱などの症状がでたときは、誤嚥している可能性があります。

基礎知識を学んだあとは、簡単にできる嚥下評価を教えていただきました。
<方法>
30秒間空嚥下を繰り返す
喉仏に触れ嚥下の有無を確認する

<判定>
30秒間に2回以下で嚥下困難が疑われる

このテストのポイントは、他の人に喉を触ってみてもらうことです!


私のテスト結果は4回でした。
実際にやってみると、飲み込むという動作は意識して行うのはとても難しかったです。

今回合同セミナーに参加して、他業種間での共通の題材で勉強できることで若林歯科の訪問診療で活かせる知識を学ぶことができました。
今後もP-BASEさんと切磋琢磨して学んでいきたいです!(^^)!


愛知県豊田市 若林歯科
受付 峯実希
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